日本財団 図書館


見渡す限りの青い海、青い空、輝く太陽…美しい景色が、私の脳裏に、今も鮮やかによみがえります。
船酔いに苦しみながら、新しい仲間と助け合い、懸命に続けた船内活動。
悪天候の中決行した海洋スポーツ、激しいスコールや海砂にまみれながら、懸命にポートの収納作業を統けられた指導員やリーダーの姿。
それぞれの個性で楽しませてくれた運動会の応援合戦。
B&G財団事務局やふじ丸乗員(“シーマンシップ”にあふれていました)の方々の誠実な仕事ぶりや温かい笑顔。
グァム空港へと向かうバスの中で、班員に対して、万感の思いで別れを告げた“兄貴分”リーダーと、彼を称える班員の姿。(今回、私が最も感動したシーンです。)
これらは、私が感銘を受けた光景のいくつかです。
「少年の船」の8日間で、皆さんが思い浮かべる光景はどんなものでしょうか。全国から集まった大勢の仲間とともに、それは皆さんにとって、かけがえのない財産となるでしょう。
外務省文化交流部文化第二課高橋洋子

 

HAFA A DAY
第19回『少年の船』に参加の皆さん、お元気ですか。
7月22日、東京湾を出航し約1週間、ふじ丸での船内研修、グァム、サイバンでの寄港地活動を皆さんと共に過こした日々が、ついこの間のことのように思えます。全国各地から、この事業に参加した皆さんは、事業が終了してからそれぞれの地に戻り、どのような生活を送っているのでしょうか。
この事業を振り返ってみると、皆さんは、最初はとてもぎこちなく、団体生活の中での規律正しい生活もなかなか馴染めない様子がうかがえました。しかし、担当リーダーのもと、研修が進むにつれて、皆さんの連帯感が増し、また、事業に積極的に参加する態度が見られ、だんだんと目が揮いてきて頼もしささえ感じられるようになってきました。
皆さんは、普段、勉強などに忙しく、いろいろな人と接する機会や社会に参加する活動、自然に接することなどが少なくなっていると思います。B&G「少年の船」事業に参加して、皆さんはどのような感想をもったでしょうか。事業の最後に600人握手を全員で行いましたが、私はその時の皆さんの顔がはっきりと目に焼きついています。きっと、普段では得られない、貴重な何かを得られたはずです。
これからは、この事業に参加した貴重な経験をいかし、また、ゆとりのある時間を利用して、より積極的に地域社会での活動に参加し、いろいろな人と接することによって、自分の方向を見い出し、これからの社会を担うこととなるようたくましく成長されることを願っています。
総務庁青少年対策本部企画調整課 木村友二
第19回「少年の船」の団員の皆さんお元気ですか。
7月22日から約1週間の短いおつきあいでしたが、今振り返ってみれば、もっと長い時間を皆さんと過こしたような気かします。船に乗るまでは違う学校で学び、遊んでいた団員たち。それが1週間の短い時間の中で、ここまで打ち解けることができる君.たちの順応性に素晴しさと将来の可能性を感じました。
洋上での研修、慰霊祭、運動会、パーティーどれをとっても団員たちには良い経験であったであろう。この体験航海を通じて団貝たちは、海の偉大さ、素晴しさとともに人と人の出会い、協調の尊さを学んだことと思います。私もまたサヨナラパーティーや600人握手での皆さんの笑顔と涙、感動をいたたきました。どうか団員の皆さん、この体験航海の貴重な思い出を胸に、次代を担う活躍をしてください。
最後になりましたが、B&Gのスタッフ一同の皆様本当にこ苦労様でした。
運輸省海上技術安全局検査測度課 宇山和夫
規則正しい団体での生活、大きな豪華客船での船旅。たぶん100?以内には他の人はいないであろう広い海と空だけの世界。外国での交流会やショッピング、などなど…。
普段の生活ではとてもできない、いろいろな体験をされたことでしょう。中でも、全国の500人以上の仲間と知り合えたことは、皆さんの大きな宝となるはずです。8日間だけの思い出にしてしまうのはもったいない。文通や同窓会?など積極的に声を掛け合い交流を続けましよう。
サヨナラパーティーでの感動を忘れずに。
運輸省運輸政策局海洋室 上井哲也
おーい!みんな仲間になったね。仲良し家族のようになれたよね!いつの間にか、みんなで一緒に心を組んでいたよね。応援合戦笑ったね。面白かった。
豪華害船で、豪華な食事でパーティー。朝起きのつらさ、がまんすることのつらさもあったね。海でのいろいろなスポーツ、楽しかったね。
みんな分かったかな。笑声(えこえ)、笑心(えこころ)、「みんな一緒!同じ生命」こそ“幸福”の大事な鍵だということ。
自分のありようが、「誰かの役にたっている」と感じられる生き方をしようね。
さあ、今、君の胸の中に、惜別の涙した友たちの、握手の熱さが残っているかい?!
地球環境平和財団事務局常任顧問 重本勝弘
What a wonderful experience it was ! How much to remember there is! The power and beauty of nature; salty wind , sudden squalls,needle like rocksand issolated islands.
Remember the challenge and excitement ofthe various marine sports. Recall the new friends made while enjoying life on the shipand the program involved.
It is truly a wonderful thing to be able to enjoy such a rich and peaceful world. It is our responsibility to maintain and protect this peace and natural beauty.
To borrow Aika's words ,'There's just a few of us and it may not seem like we're accomplising much , but we should at least do something."
Regarding English, I'm sure everyone would have bad an even more enjoyable time if you you could have spoken just a little more.Please continue to study English that you canuse.
It's 6:30 AM. Get up. Get dressed.Name plate on. T-shirt in.
6: 50 AM. Roll call. Good morning.
Ian McMiking
何と素晴らしい体験だったでしょう!思い出にとっておく価値のあることがたくきんありました。自然の力と美しき、塩からい風、エメラルド色の海、トビウオ、焼けつく太陽、突然のスコール、そして海から突き出た岩と無人島などなど、
様々なマリンスポーツを通してチャレンジすることと。その面白さを味わえたでしょうか、船上での生活とそのプログラムをこなしていくうちにたくさんの友だちもできたでしょう。
平和の中でこのような豊かさを亨受できるのはとてら幸せです。この平和と豊かな白然を守っていくのは私たちの責任です、
愛華ちゃんの言葉を借りれば、「小人数でも小きなことでも、地球のために実行していくことが大切」ですね。
英語についていえば、みんなもっと話せたらもっと楽しかったかなと思います。これからも話せる英語の勉強を続けてください。
6時30分です、起床、身支度、名札、Tシヤツは中に人れて。6時50分集合、おはようこざいます、
武蔵野音楽大学マックミッキング・イアン
The first time I ever rode a ship was when I was 10 years old and my family was moving from Okinawa to Honshu. It was not hugeluxury liner like the Fuji Maru, but a small ship in which I remember sleeping in a big room on tatami mats with lots of other passengers.The cruise on the Fuji Maru was certainly agreat contrast o this trip. The only thing these two trips had in common was that I got seasick both times!
Many of the participants I talked with during the Youth Cruise had already had experience traveling abroad. Some had even been to Guam and Saipan. Some parents had sent their children on the cruise so that they would not become bored during the summer . Today , we live in a very prosperous society. Most of the things we want, we already have, or know that we will get them sooner or later. There are many things that we take for granted, too, because we are too busy to think about them.The Youth Cruise gave us an opportunity tostop and reflect upon many issues we take for granted, namely world peace, the importance of preserving our environment, the importanceof the spirit of international cooperation and helping others'* what we will wear, while youwere on the GoodwillCruise, yourdays were filledwith learning the importance of responsibility and cooperation You spent time helping others get to the deck by 6:50 every morning, findingvarious rooms or decks for various activities, aswell as teaching some one to dance the 'bon-odon.

 

 

 

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